ブライトオンベイスが古馬を蹴散らし2連勝！8月13･14日レース結果

先週は出走馬が11頭で戦績は【1．３．１．６】とがんばってくれました。

土曜には新発田城特別で初の古馬との対戦になったブライトオンベイスが昇級初戦を勝ち、2連勝となりました。雨の中、逃げて押し切る強い競馬でしたね。

また土曜の3歳未勝利戦ではキタサンエポナが2着、日曜はブルジュドバイがまたしても2着、小倉の新馬戦でデビューを飾ったヴェルテンベルクは勝ち馬と0.1差の2着、ユキノエリザベスは直線一時は先頭にたつ粘りの3着でした。

【8月13日(土)レース結果】

【8月14日(日)レース結果】

【レース回顧】

○コルティーナ
スタート良く2番手からレースをすすめていきます。先頭の馬がかなり後続を突き放して逃げており、3コーナーから追い通しでしたが、直線に入ったころにはもう脚が止ってしまいました。2走前は3着だったので、続戦による疲れか平坦な札幌コースが合わないのかもしれません。

○カグラマツリウタ
テンの３Fが34.8【12.4-10.9-11.6】とハイペースだったせいか、直線入るころにはじりじりと下がっていきました。これでダ1000mは2戦して11着、9着。次走はダ1200m～1400ｍあたりで見たいなと感じました。

○キタサンエポナ
これがデビュー2戦目となりました。鞍上はリーディングジョッキーの川田騎手でした。スタート良く出て、すんなり3番手に付けることができたのが良かったですね。勝ち馬の末脚が32.6秒と強烈でしたが、しっかりと2着を確保。2戦目にして、勝ち上がりを期待させてくれる内容でした。

○アンダーユアスペル
前走は後方から追い込んでの2着、今回もスタートが遅れましたが、すぐにポジションを上げて行った分、最後伸び負けたんじゃないかなと感じました。この馬なりに直線も最後まで頑張りましたが、前半自分のリズムで走れてなかったのかなという印象でした。前有利の馬場なので、騎手の判断も致し方ないでしょう。

○ブライトオンベイス
今回昇級初戦、古馬との初対決、他の逃げ馬との先行争いと、クリアしなければならない壁がいくつもありましたが、あっさり破ってくれました。レース前に大雨が降りだして馬場が「良」から「稍重」となったことで、他の逃げ馬も何が何でも逃げるという感じではなかったように見えました。抜群のスタートを決めて、他馬がいかないと見るや先頭に立ちます。あとは1000mを58.9秒のハイペースで進み、追いすがるベッラノーヴァをクビ差振り切り勝利。
馬が力をつけてきているのもあり、秋山騎手も自信をもって逃げましたね。ここを勝ち上がったことで、年内にOP入りも十分期待できると思います。次走のローテーションが楽しみですね。

○ブルジュドバイ
道中から3番手を進み、4コーナーあたりから進出していき、末脚がじりじりと伸びるタイプなので、次走は」あｚ逃げてみるのもありなのかなと個人的には思いました。

○タイタンステップス
今回が初ブリンカーで臨んだ1戦。3番手から進めていきましたが、最後はバテてしまいました。スタミナはあると思うのですが、流石に距離が長かったようです。ここまで全7戦がダートですが、母の父は芝で活躍したAlhaarth(アルハース)です。未勝利戦も残りわずかなので、試すという段階ではないのかもしれませんが、芝で見てみたいと個人的には思います。

○テーオーサンドニ
スタートよく前目につけてレースを進めて、4コーナーから直線にかけ、先頭を捕まえにいきますが、そこから脚は思ったより伸びず4着。この馬は芝もダートも相手なりに走るのが特徴ですが、前走をみると、芝の方が今後期待が持てそうな気がします。

○ユキノエリザベス
近走は凡走が続いていましたが、今回は直線残り200mを過ぎたあたりで先頭に立つ、見せ場たっぷりの3着。末脚に勝るルージュエクレールと斤量49キロのチャオバンビーナの強襲にあいましたが、これくらいの距離が良さそうです。

○ソングフォーユー
スタートはそれほど良くなかったですが、二の足で先頭に立ちました。しかし、今回は前半3F32.6秒とペースが速すぎて最後は失速して12着。今年に入って7戦目と疲れもあるかもしれません。

○ヴェルテンベルク
スタートはまずまずでしたが、行き脚をつけて先団に取り付いてレースを進めます。馬込みに入って折り合いもついているようでしたし、直線はインコースをついて上り1位タイ、勝ち馬から0.1差の2着でした。勝ち馬とは4コーナーの位置の差と微妙な仕掛けの差でしかないように見えました。非常に収穫のある2着だったのではないでしょうか。次走で勝ち上がれる可能性は非常に高いと思うので、期待したいです。