2日間に渡って開催されたセレクトセールですが、2日目のキタサンブラックは全6頭が上場して、すべて落札されました。
上場番号 | 上場馬名 | 性 | 毛色 | 生月日 | 母の父 |
319 | ケルシャンスの2022 | めす | 鹿 | 2/25 | Dubawi |
370 | プリュスの2022 | 牡 | 鹿 | 2/27 | ヴィクトワールピサ |
431 | ギモーヴの2022 | めす | 黒鹿 | 2/12 | ハービンジャー |
477 | ミスティックリップスの2022 | 牡 | 黒鹿 | 2/11 | ジェネラス |
484 | ローズカリーナの2022 | 牡 | 鹿 | 3/30 | ハービンジャー |
494 | レーヴドゥラメールの2022 | 牡 | 鹿 | 2/27 | ロードカナロア |
上場馬名 | 落札者 | 購買価格(税抜) |
ケルシャンスの2022 | (株)ダノックス | 5,400万円 |
プリュスの2022 | (株)インゼルサラブレッドクラブ | 6,200万円 |
ギモーヴの2022 | 田畑利彦 | 6,000万円 |
ミスティックリップスの2022 | 原村 正紀 | 4,700万円 |
ローズカリーナの2022 | 嶋田 賢 | 3,500万円 |
レーヴドゥラメールの2022 | 落合 幸弘 | 4,600万円 |
【ケルシャンスの2022】
落札者:(株)ダノックス
販売者:ノーザンファーム
飼養者:ノーザンファーム
「ダノン」の冠名でおなじみのダノックスさんが落札しましたね。キタサンブラック産駒は初めての購入のようです。
ケルシャンスは現役時代はキャロットファームで中央のダートの短距離を中心に活躍しました。この馬も短距離~マイルあたりで活躍が期待できそうです。
【プリュスの2022】
落札者:(株)インゼルサラブレッドクラブ
販売者:社台ファーム
飼養者:社台ファーム
プリュスはジェニアルの半妹で、キーファーズ所有で現役時代は芝1400mを2勝しています。
母の母サラフィナはフランスオークス(G1)などを勝った名牝です。血統的にも楽しみな1頭ですね。
【ギモーヴの2022】
落札者:田畑 利彦
販売者:(有)ノーザンレーシング
飼養者:ノーザンファーム
1歳馬セールでもキタサンブラック産駒の「カトマンブルーの2021」を落札した田畑さんです。
ギモーヴは現役時代は芝で4勝(すべて阪神競馬場)しました。ギモーヴの下にはホウオウアマゾンがいます。
【阪神の鬼】みたいな馬になって、ジュベナイルFや桜花賞に出てくることを期待したいです。
【ミスティックリップスの2022】
落札者:原村 正紀
販売者:ノーザンファーム
飼養者:ノーザンファーム
原村正紀さんは「エコロ」の冠名で2017年に所有馬が初出走しており、20頭以上所有されています。
ミスティックリップスはドイツオークス(G1)勝ちの名牝で、この仔は11番目の産駒になります。
ひとつ上にめすのキタサンブラック産駒がいて、こちらは小濱忠一さん(代表馬:ジョディー ※ベルモントオークス4着)が購買しています。
【ローズカリーナ2022】
落札者:嶋田 賢
販売者:(有)岡田牧場(共有代表)
飼養者:(有)岡田牧場
嶋田賢さんの所有馬と言えば、ホエールキャプチャ、ディーマジェスティです。この仔もその2頭を凌ぐような活躍を期待したいです。
ローズカリーナ自身は未勝利に終わりましたが、母の母がロゼカラーで近親にローズキングダム(朝日杯、ジャパンC)やローズバド(オークス・秋華賞・エリ女2着)をもつローズ一族です。
母系がポテンシャルに溢れているので、クラシックでの活躍を期待したい1頭です。
【レーヴドゥラメールの2022】
落札者:落合 幸弘
販売者:吉田 俊介
飼養者:ノーザンファーム
落合幸弘さんの所有馬はマウレア【阪神JF(G1)3着、チューリップ賞(G2)2着など】やワーケア【ホープフルS(G1)、弥生賞(G2)2着など】などが代表的です。
レーヴドゥラメールは現役は2戦して未勝利で引退しました。この馬も母系はすばらしく、母の母はデビューから4連勝したレーヴディソールで、キタサンブラックの丈夫さを受け継げば、非常に楽しみです。
まだまだ先ですが、無事に成長してデビューを迎えて欲しいです!