ノーザンホースパークで7月10・11日の2日間開催されておりますが、1日目の1歳馬のキタサンブラック産駒のセール結果をレポートします。
1歳馬は240頭の上場が予定されており、そのうち4頭のキタサンブラック産駒が上場されました。
上場 番号 | 上場馬名 | 性 | 毛色 | 生月日 | 母の父 |
27 | カトマンブルーの2021 | めす | 青鹿 | 4月28日 | Bluegrass Cat |
65 | ランドオーバーシーの2021 | 牡 | 鹿 | 4月14日 | Bellamy Road |
124 | デロングスターの2021 | めす | 青鹿 | 2月20日 | ヴィクトワールピサ |
139 | マニーズオンシャーロットの2021 | めす | 鹿 | 2月24日 | Mizzen Mast |
落札者と落札価格は以下の通りです。
なんとサトノの冠名でおなじみの里見さんのお名前がありました!
上場馬名 | 落札者 | 購買価格(税抜) |
カトマンブルーの2021 | 田畑利彦 | 2,500万円 |
ランドオーバーシーの2021 | 里見治 | 8,200万円 |
デロングスターの2021 | 谷掛龍夫 | 4,700万円 |
マニーズオンシャーロットの2021 | エースレーシング | 4,600万円 |
【カトマンブルーの2021】
落札者:田畑 利彦
販売者:社台ファーム
飼養者:社台ファーム
兄弟に中央2勝馬のコバルトブルー、カンティプール、船橋所属のキャプティベートがいます。
田畑利彦さんは「グランド」の冠名で、代表馬はグランドボヌールやグランドロワなどを所有している馬主さんです。
【ランドオーバーシーの2021】
落札者:里見 治
販売者:社台ファーム
飼養者:社台ファーム
ランドオーバーシーはケンタッキーオークス(G1)とシャンデリアS(G1)で2着に入るなど、北米で活躍しました。
兄弟には中央のダートで3勝をあげたアリエノール、中央1勝のスプリットザシー、今年デビュー予定のプレジャークルーズがいます。
落札者はサトノダイヤモンドやサトノクラウンなどでおなじみの里見治さんです。
【デロングスターの2021】
落札者:谷掛 龍夫
販売者:社台ファーム
飼養者:社台ファーム
デロングスターは中央のダートで3勝をあげて、初産駒になります。
母の母アイアムルビーもダートで4勝していますし、この仔もダートで走りそうですね。
落札した谷掛龍夫さんの代表的な所有馬は2017年のきさらぎ賞を勝ったアメリカズカップです。
現役馬では函館スプリントS(G3)5着のOP馬キャプテンドレイクや、3歳で勢いのあるコスタボニータなどがいます。
【マニーズオンシャーロットの2021】
落札者:エースレーシング
販売者:吉田 俊介
飼養者:ノーザンファームYearling
姉にアロゲート産駒のウイングヘヴン(キャロットファーム、1戦1勝)がいます。
ちなみにマニーズオンシャーロットの2022(牝、父ロードカナロア)は藤田晋氏が1億6,000万で7月12日に落札しました。
エースレーシングは2020年に所有馬がデビューしたばかりで、まだ中央・地方ともに勝利がありません。現役の所有馬は現在4頭です。
自分が出資するつもりで馬体の動画をみてみてみました。
カトマンブルーは気性が大人しそうで、成長の余地がすごくありそうです。
ランドオーバーシーはトモの筋肉がすごくいいですし、歩様が力強い感じです。
デロングスターは前足のさばきが滑らかで良さそうです。
個人的にはマニーズオンシャーロットの歩様が可動域が広そうな感じで一番好みかなと思います。
早く活躍する姿をみたいです!